伊藤淳史，ＡＲＡＴＡ，香椎由宇，郷田マモラ（原作、脚本），渡辺俊幸（音楽）
販売会社/発売会社：アスミック・エースエンタテインメント（株）(（株）ＫＡＤＯＫＡＷＡ)
発売年月日：2011/02/25
JAN：4988126207830
規格品番：ACBD10783
温室育ちの新人刑務官・及川直樹が配属されたのは、凶悪犯ばかりの死刑囚舎房。そこにはまったく反省せず、被害者遺族を罵倒するような死刑囚もいれば、深く反省し、罪を償う日々を送る死刑囚もいる。規律厳しい刑務所とは違い、死刑をもって罪を償うという考え方から、独房の中の死刑囚達は髪型も服装もほとんど制限がない。雑誌や菓子の持ち込みも許されていた。外からは決して知ることの出来ない拘置所は、まるで深い“モリ”のように閉ざされている。また、死刑の執行は現在何の前触れもなく、当日の朝９時から１０時には執行されることから、死刑囚たちは毎朝いつ訪れるとも分からない死の影に怯えながら過ごしていた。死刑執行は午前中には済んでしまうことから、自分達のことを“アサガオ”のようだという死刑囚もいる。そんな彼らと生身で接するうちに、直樹は死刑の是非の間で揺れ動く・・・。そんな中、直樹の少年時代からのヒーロー、渡瀬 満が死刑囚として拘置所に移送されてくる。直樹は、親の仇を討つため敵を斬り殺し死刑判決を受けた満と友情を築き始める。死刑を執行する側とされる側。新人刑務官と、死刑囚の禁断の友情を通じて、死刑、そして償うこと、人が人を許すことに向き合い成長していく。