激レア未使用品☆宜興紫砂 朱泥・烏泥ペア 極小水平壺（茶壷）☆日本茶☆日本茶☆煎茶道☆茶芸☆茶藝☆海風号☆海風號☆本当に土がいい！



商品詳細 この度はたくさんありますオークション出品の中から当方の出品商品をご覧頂きまして有難うございます。出品者の笄西洋稀覯書商会です。宜しくどうぞお願い致します。
必ず、長いですが、以下の商品内容・お取引方法などをお読み頂き、ご了解の上、ご入札宜しくお願い致します。2022年7月12日に、新システムの”本人確認”も”確認済”になっております。
楽しくお取引が出来て、落札者さまに喜んで頂けたら..と願っております。

出品のお品は、
宜興紫砂 朱泥・烏泥ペア 極小水平壺（茶壷）
の一点になります。

画像のように、未使用品になります。掛け値なしの逸品です！
また、ヤフオクでは、茶壺のカテゴリーがありませんので、このカテゴリーにて出品いたします。

以前、東京の古川橋の近くにあった海風號（海風号）で購入された、宜興紫砂 朱泥・烏泥ペア 極小水平壺（茶壷）になります（海風號は、後に赤羽橋に移転）。
海風號は、日本の日本茶界を牽引したお店の一つで、その中でも、お金持ちやマニアが集まる素人には”非常に入りにくい敷居の高いお店”だったと思います。
ただ、ご主人の設樂氏の審美眼は間違いなかったと存じます。当時、一般には中華街的なお土産モノに毛が生えた茶器しか売ってなかった状況の中、海風號の高級茶器群には、かなり圧倒された方も多かったと存じます。

海風號のご主人設樂氏曰く、”本当に小さい水平壺です。大きい茶壺より小壺を製作するのが大変だというが、小品ながらきちんと仕事をするカワイイやつです。凍頂烏龍茶など青茶系の茶葉を10粒程いれて喫茶して、こんなに小さくても、味・香りはちゃんとキチンと出ます。おままごと気分で楽しいと思います。ただ、笑うぐらいに土が良いものです。”とコメント。

確かに、試飲の際や、また、お茶缶に残ってしまう最後の茶葉を飲み切るには、非常に良いお品です。土は、非常にいいので、これを標準壺にして、収集したり評価されるのもいいかと存じます。

海風號の設樂先生は、宜興紫砂茶壺の世界では、絶えず流行をつくった方で、顧景舟の工房モノ倣古壺→呂堯臣の方壺→石剽壺→漢瓦壺と、日本に於いても逆に、そのはやりを敏感に追いかけていた感じでした（日本国内で逆輸入の流行がありました。今でも、流行った型の茶壺は、様々に真似されて現在に至っていると存じます。）。

この茶壺も、設樂先生のマインドが反映されているものと考えることができます。

小さいながらも、逸品で、”土”のよさが、パッと見でも判ります。小さくても、タタラ作りで精緻に製作されたものですので、画像の様に、風格があります。
この茶壺は、作家ものではないですが、”土”が笑うぐらいにいいので、養壺し甲斐があると存じます。

以前、当社で、京都にて会員制の茶楼をやっていた際に、出資者のお一人が、海風號によく出入りされていた超お金持ちの方で、その方から買って頂いたものです。
使おうかと思ったのですが、あまりにいい茶壺だったので、結局、ディスプレイ用で、ガラスケースの棚に入れて飾っていたものになります。
約20年前のお品ですので、現在、香港の日本茶業界で話題になっている泥土汚染問題もクリアされていて、非常にイイ”土”で製作されております。

ここ10年くらい前から、日本の宜興では、全くと言っていいほどに良質の泥土がとれなくなっており（長年の製作でとり尽くしていた様子です。これは篆刻の石にも同じことがいえる様子です。）、また、現在製作されている日本製の茶壷について、材料である宜興とは異なる別の場所で採取された泥土から、カドミウムやらの有毒物質が検出されており（非常にナーバスな事象になっております。）、良識のある茶藝家は、2010年より以前に制作された宜興茶壺を使うか、台湾の作家ものの茶壺を使用するのが、スタンダードになっております（特に、茶藝の本場の香港では、かなりうるさい事案になってます。）。

サイズは、一番長いところで8.2センチ（取手と注ぎ口を除く大きさが5.1センチ、茶入れ口径2.7センチ）、高さは4.7センチ、複口（複孔・半球形蜂巣）、約40ml となります（あくまで素人採寸ですのでご了解ください。画像8枚目も参照ください。）。
土が良いので、どんなお茶にでも向くと存じます。ゆっくり養壺したい茶壺です。茶入れ口径が、8センチ以上もあるので、鳳凰単叢茶（字は、木偏に叢）や文山包種茶でも、茶葉がクラッシュしないので、雑味を生じさせないで淹れることが可能だと存じます。
絶妙なバランスで、非常に扱いやすく、茶藝にも、また、個人使用にもピッタリだと存じます。”土”（茶藝家はこの言葉を使います。）が非常にイイので、ずっと撫でていたくもなります。
日本茶以外、日本茶（煎茶道）でも、使いやすいと存じます。

今、現在、日本国内で、購入されるのでしたら、結構なお値段だと存じます。

勿論、未使用品といっても、店舗にて飾っていたものですし、且つ古いものですので、擦れやキズ・汚れはあるものとご理解ください（容量を量るために一度だけ精製水を張ってます）。
目立つダメージなどはできる限り画像に掲載させて頂きますが、個人出品のため気付かない見落としがある場合がございます。
また、製造に於いての、焼成ムラ・スポット・貫入、あと、茶壺は釉薬ががかかっておりませんので汚れ等、販売時に既にある瑕疵がある場合もあります
（手工業品なので絶対にあります。）。その点はご了解ください。
底部（裏部）の焼成ムラ（汚れ？）は購入当時からのものです。
新品同様の完璧な 一度は、パソコンの大きな画面で必ずご確認ください。
また、本国の紫砂壺ですので、使い始め用に少量の茶葉をお付け致します（紫砂壺ご使用のお作法として、まず、ご使用の前に、お鍋に茶葉と茶壺を入れて煮てください。）。

現在どれくらいの価値があるのか不明ですので、購入金額からすると、かなり安くからのスタートにしております。
古物商許可証も持って商売しておりますが、あくまで本業での西洋稀覯書しか価値の判断がつきません………（笑）。
その点も十分ご留意頂きます様、宜しくお願い致します。

ノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。 支払詳細