昔カメラ屋さんで購入したcotax Ⅰ型です。通称「ブラックコンタックス」とも呼ばれています。コンタックスⅠ型は色んなバージョンがあり、これはおそらくver.5かver.6に該当します。1930年代のカメラですが、外観は年代の割に比較的マシな状態と思います。背面にツァイスイボ、と言われるイボ状の盛り上がりが認められてますが、実用に影響はありません。購入当時フィルムを通して撮影しましたが、特に問題なく撮影出来ました。可動部は比較的スムーズです。ファインダーもまずまずで、二重像も実用できる程度には見えてます。シャッターも「現在は」それなりに速度変化して切れますが、このコンタックスは以前整備されたかどうか、シャッターリボンが交換されたかどうか不明です。従いまして、古いコンタックスの持病であるシャッターリボン切れによる突然死が起こるかもしれませんので、その点はご了承の上購入願います。レンズはcarl zeiss tessar 5cm f3.5が付きます。ニッケルバージョンです。残念ながらレンズにクモリが認められます。絞りの動きは問題ありません。たぶん社外と思われる樹脂製のレンズキャップが付きます。スプールもcotax銘が刻印されています。非常にカッコ良いので、大事にしていましたが、上記のリボン切れが怖くて、購入後ほとんど使用出来ませんでした。リボン切れの修理をされる修理屋さんもいらっしゃるそうですが、当方は存じてなく、それも使えない理由でした。大変古いクラシックカメラです。現状渡しとなりますので、不明点は必ずご質問の上購入頂きます様お願いします。使うのに作法やタブーも沢山ある面倒ですが、その分メカニカルで味のあるカメラです。転売ではなく、私の代わりに大切にして頂ける方にお譲りしたいです。スムーズに取引完了させたいので、お支払いや受け取り連絡にお時間かかる場合は申し訳ないですが購入ご遠慮願います。宜しくお願い致します。